
吉松 昌司 医師
診療科: 小児科
国籍: 日本
言語: 英語, 日本語
吉松医師は、高校時代にインドでハンセン病患者に出会い、その様な病気が存在することに大きく衝撃を受け、そんな人達を助けたいという想いから、医師になる ことを決意しました。2000年に筑波大学医学部を卒業後、小児科専門医として活躍。結核予防会結核研究所に所属し、フィリピン、カンボジア、ガーナにて 小児結核や感染症のプロジェクトに携わりました。そして、2012年には筑波大学にて医学博士号を取得しました。
2018年6月にファミリーメディカルプラクティスに着任するまでは、国立病院機構 南京都病院にて診療にあたり、発達障害を持ち不登校などに悩む小・中学生の子供達のサポートもしてきました。
「幼・ 小児期・思春期の子供達は、それぞれの段階で、それぞれの課題があり、困難を乗り越えていくことで成長していきます。その過程で大切なことは、その子供達 の特性を理解した上で、彼らの能力を育んでいくこと。子供達にどのような能力があり、彼らがその力を、自分のためにも、社会のためにも、どうやって発揮で きるか ということを考えていくことが重要です。」と、吉松医師は言います。
吉松医師は、東南・南アジア地域で の保健医療協力に高い関心を持ち、小児科医として臨床研究やJICA・結核予防会などからの派遣で協力してきましたが、より深く関わり長期で貢献していき たいと考えていました。ある国に滞在していた際に出会った、日本人在住者達からの 「日本人向けのクリニックがあれば、安心して家族を連れて来られるのに」 という言葉が今でも忘れらないと言います。ベトナムにおいても、邦人・外国人ファミリーが安心して生活できるようにサポートをしていきたいと考えていま す。
また、ファミリーメディカルプラクティスでの診療を通し、特に小児結核専門家としての知識や経験を活かし、ベトナムの医療水準向上に貢献したいと考えています。
プライベートでは、子供を連れて散歩したり、自転車に乗って、リラックスします。
2000年 |
筑波大学 医学専門群 卒業 |
2001年 |
筑波大学付属病院小児科 |
2002年 |
日立総合病院新生児科 |
2003年 |
県西総合病院小児科 |
2004年 | 茨城県立こども病院小児科 |
2008年 | 西南医療センター病院小児科 |
2011年 |
筑波学園病院小児科 |
2012年 | 筑波大学大学院博士課程人間総合研究科 医学博士 修了 |
2015年 | 結核予防会結核研究所 |
2018年 | 国立病院機構 南京都病院小児科 |