予防接種
ベトナムでの暮らしやご旅行に推奨される各種予防接種をご用意しています。
予防接種スケジュールに関するご相談は、日本語デスクまでお気軽にご連絡ください。
※予防接種記録など、ご来院の際にお持ちください。
ベ トナムへのご出発前には、旅行医療専門の医師などにご相談されることをおすすめします。ご出発の4~6週間前に診察を受けられるのが理想的です。
16歳未満のお子さまは、小児科のご予約をお願いします。
ベトナムを訪れる前に所定の予防接種を受けられるのがよいでしょう。
年齢や持病によっては特定の予防接種が必要となる場合があります。
FMPハノイでは、CDC(米国疾病予防管理センター)の推奨事項を基準としています。
ベトナムで生活されるにあたって、以下の予防接種をお勧めしています。
A型肝炎:計1回接種 B型肝炎: 計3回接種 AB型混合肝炎: 計3回接種 腸チフス:1回接種 狂犬病:計4回接種 日本脳炎
予防接種に関するお問合せは、日本語デスクまで。
予防接種のアドバイス
三種混合ワクチン(ジフテリア・ポリオ・破傷風)
3種混合ワクチンは、ジフテリア、破傷風及びポリオ(急性灰白髄炎)を予防するワクチンです。
このワクチンの接種によりジフテリア、破傷風、ポリオに対する抗体ができ、かかりにくくなります。
腸チフス
腸チフスはサルモネラ菌の一種であるチフス菌によって引き起こされる病気です。サルモネラ菌は主に、汚染された飲料水や食料品、鶏や牛などの家畜の腸内に生息しています。この腸チフスはベトナムやカンボジアをはじめとする東南アジア、アフリカなど衛生環境があまり整っていない地域で多発しています。
ベトナムを含む東南アジアでの海外赴任や留学などの長期滞在の場合は、万が一に備えて予防 接種を受けることをおすすめします。
A型肝炎
A型肝炎のリスクが高い人や感染後に重篤な合併症を起こすリスクの高い人 におすすめします。
- リスクの高い人は次のとおりです。
A型肝炎の人と密接に接触している人 - 予防接種を受けずに、不十分な衛生環境地域に渡航する人
- 長期滞在者および慢性肝疾患の人
- 急性A型肝炎に感染している人の性的パートナー
- 注射薬物使用者
職業上、A型肝炎感染リスクが高くなると考えられる人は、医療従事者、下水処理作業従事者、人以外の霊長類と接する人々などです。
コレラ
ベトナム全土でコレラの発生が散発的に見られています。 コレラは代表的な経口感染症の1 つで、コレラ菌で汚染された水や食物を摂取することによって感染します。
長期間滞在する場合などは接種を検討して下さい。
その他の予防接種
B型肝炎、日本脳炎、髄膜炎、狂犬病、結核
FMPハノイにご相談ください。