ジカ熱/ジカウィルス感染症

MEDICAL UPDATE

ジカ熱/ジカウィルス感染症



ジカウィルスは、蚊を介して感染するウィルスで1947年にウガンダのジカでみつかりました。現在のジカ熱の流行は、2016年1月30日に確認されて以 来、中南米、カリブ地域を中心に広がっています。 ベトナムでは症例はまだ確認されていません。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)はこれらの流行地域を注意喚起 レベル2に定め、妊婦は流行地への渡航をすべきではないと勧告しています。



症状

潜伏期間は数日ほどです。主な症状としては、デング熱などの他の空気感染症に似た症状、発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛が見られます。通常、症状は軽く、2~7日続きます。妊娠中のジカウィルス感染と小頭症との関連が示唆されています。

感染経路
ヒトスジシマカ、主に熱帯地域に生息するネッタイシマカに刺されることによって感染します。デング熱、チクングニア熱、黄熱症も同じ種類の蚊を介して感染します。

検査
PCR血液検査でわかります。

治療

ジカ熱の症状は較的軽いため、特別な治療法はありません。からだを十分に休ませ、水分を十分にとり、熱や痛みの対症治療を行います。症状が悪くなった場合は、医療機関を受診しましょう。予防ワクチンはありません。

予防

虫除け剤を活用し、できるだけ肌の露出を避けましょう(うすい色の洋服のほうが蚊が寄ってこないといわれています)。 窓・ドアをきちんと閉め、モスキ トーネット(蚊帳)の使用も効果的です。また、生活のまわりに蚊やボウフラが繁殖するような環境を作らないよう心がけましょう。
その他のサービス: